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季節の変わり目は「ぎっくり腰」にご注意ください

腰痛について

日本全国で腰痛を訴える方が2,800万人にも及ぶと言われています。
そもそも「腰痛」とは、運動時や安静時に腰部に痛みを感じる症状の総称です。
したがって、痛みの原因、発生箇所に応じて「椎間板ヘルニア」、「脊柱管狭窄
症」、「分離症」などの疾患名がつきます。

 

腰痛症状を引き起こす疾患の主な原因別に分類すると、以下のようになります。

  1. 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症       → 退行変性
  2. 骨粗しょう症               → 骨代謝異常
  3. 打撲、骨折                → 外傷
  4. 関節リウマチ、結核性脊椎炎、化膿性脊椎炎 → 炎症
  5. 骨肉腫、血管腫              → 腫瘍
  6. 姿勢不良、筋疲労             → 静力学的要因
  7. 奇形                   → 先天性の要因

 

原則として、腰痛には下肢の症状はありません。

 

上記の分類以外に、痛みが発現した時期で分類し、「急性」・「慢性」・「再発性」
としています。今回は、急性腰痛、その中でも「ぎっくり腰」と呼ばれている腰痛症状
について説明いたします。

ぎっくり腰は、急性腰痛の中で、ちょっとした動作で急に発症し、場合によっては、
激痛のあまり歩けなくなるような発作性の腰痛を言います。正確な病態は不明ですが、
何かの拍子に生じた筋・筋膜・靭帯の微細損傷と考えられています。

 

ぎっくり腰について

ぎっくり腰の際に痛めやすい筋肉は、「最長筋」や「多裂筋」という脊柱(背骨)を
支える筋肉です。特に多裂筋(黄色い線で囲まれた筋肉)は脊柱および仙骨に張り付
いている筋肉なので、皮膚の上から電気刺激やマッサージ刺激を加えたとしても、
原因となっている部位まで十分な刺激を加えることができません。

  
    【浅層】         【中間層】         【深層】

 

 

 

身体の深いところを走行する多裂筋の骨際にトリガーポイント(TP)、症状の
原因が形成されやすいです。そこで、鍼を使い、仙骨(骨盤を構成する逆三角
形の骨)や腰椎に沿って刺激を加えるのが効果的です。
この時、鍼を骨に沿わせるように操作することで、より良い響き感覚を再現でき、
効果的です。

 

特にぎっくり腰に対する治療を受けない方、市販の貼り薬を貼って自然に痛みが
治まるのを待つ方がいらっしゃいます。しかし、これでは活性化して痛みを発して
いるTPが沈静化しただけで、根本的な治療とは言えません。

 

沈静化したTPは、何かのきっかけで力が加わることで、再び活性化して、ぎっくり
腰を引き起こします。そのため、「毎年ぎっくり腰を繰り返してしまう」ということ
が起こるのです。

 

これから寒くなるにつれ、ぎっくり腰を起こす方が増えてきます。
ぎっくり腰を繰り返さないためにも、症状の原因を根本的に治療するTP鍼治療が
オススメです。