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”テニス肘”に対するTP鍼治療

テニス肘とは

テニス肘とは「上腕骨外側上顆炎」ともいい、上腕骨外側上顆部(肘の外側)の疼痛や圧痛を呈する傷害のことを言います。

テニス肘と呼ばれるように、テニスをしている方に多く見られる症状です。

テニスのバックハンドストロークの際、肘の外側に衝撃が加わります。そして、ボールを打ち返すときに、無理に回転をかけようとして手首を返してしまいがちです。
上腕骨外側上顆には、手関節や指を伸展させる筋肉が集中して付着しており、手関節や指を繰り返し伸展させる必要があるバックハンドストロークを何度も行っていると、同部位にストレスが集中してしまい、炎症が起こり、痛みが生じてしまいます。

テニス肘は、テニスをしていない方にも起こります

テニス肘という名称のため、テニスをしている人にのみ起こる傷害と思われがちですが、テニスに限らず、腕の使いすぎが原因となって痛みが引き起こされます。特に、中年の女性に多くみられ、「雑巾を絞る動作」や「戸の開閉動作」を行うときに肘関節の外側から前腕にかけてズキンと痛みが走ります。

最近では、長時間パソコン作業をされている方に、テニス肘の症状が見られます。これは、キーボードやマウスを操作する際、手関節を伸展させ続けているために、筋肉に負担がかかるため、上腕骨外側上顆にストレスが加わり、炎症が生じ、痛みにつながります。

ちなみに、NIH(米国国立衛生研究所)でも、テニス肘の治療に対して鍼治療が有効的であると発表されています。

どのような施術をするのか?

 テニス肘の施術をする際にターゲットとなるのは、

  1. 上腕骨外側上顆付近のトリガーポイント
  2. 遠隔部のトリガーポイント

この2つがメインターゲットとなります。
今回は痛みが生じている部分、上腕骨外側上顆に付着する筋肉の1つである「総指伸筋」に注目します。

総指伸筋(黄色の線)は、その名のとおり、第2~5指を伸展させる役目を持つ筋肉です。その他に、手関節を伸展させる作用もあります。指を主に動かす筋肉ではありますが、上腕骨外側上顆から指まで細長く伸びている筋肉です。

症状を引き起こしているトリガーポイントは、たとえ同じ筋肉が原因であったとしても、人によって異なります。
そこで、硬結(コリ)を細かく触察(TPを検索するための特殊な手技)して、TPを捜索していきます。「あ!そこ」という部位を細かく探しだし、そして鍼で刺激を加えていきます。

4月に入り、温かい日が増えてきました。
しばらくお休みしていた「運動を再開しよう」という方も多いかと思います。
久々の運動となると、フォームが崩れ、筋力も低下しています。テニス肘を起こしやすい条件がそろっています。
肘に違和感を感じるようでした、お早めにご相談ください。