ドレッシング材について
傷に対する処置という前回のブログでも記載しましたが、現在では、傷口に対する処置として、
- 消毒薬
- ガーゼ
を使用することがなくなりました。
消毒薬の代わりに、水道水や生理食塩水、ガーゼの代わりにドレッシング材(創傷被覆材)を使用しています。
日本褥瘡学会によると、ドレッシング材とは「創における湿潤環境形成を目的とした近代的な創傷被覆材をいい、従来のガーゼは除く」と定義されています。
ドレッシング材を使用するメリットには、
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治癒が促進される
-
空気に患部が触れないので、痛みの軽減につながる
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傷跡が残りにくい
が挙げられています。
ドレッシング材の役割としては、
- 創を保護する
- 創面を閉鎖し、湿潤環境を形成
- 乾燥した創を湿潤させる
- 滲出液を吸収し保持する
- 感染をコントロール
- 疼痛緩和
があります。
以下のサイトで、創傷ケアに関することが学べます。参考に是非。
〇傷治療についての動画 http://www.ampo.jp/movies/vol37/
〇動画に登場しているお医者さんのHP http://www.wound-treatment.jp/
→おすすめのドレッシング材の値段なども載っています