2020-11-15
辞書でアスリート(athlete)と調べると、運動選手やスポーツマン、の意と書かれています。
私も、アスリートと言えばスポーツをしている人のことだと認識していました。
しかし、最近読んだ「SHOE DOG」という本によって、考え方は大きく変わりました。
この本自体は、NIKE(ナイキ)の創設者であるフィル・ナイト氏の自伝で、ビジネス書としても上位にランキングされています。波乱万丈の人生が描かれ、とても面白かったのです。
この本の中に登場するNIKEの共同設立者であるビル・ボーマン氏(Bill Bowerman)の言葉にとても感銘を受けました。
その言葉とは
“If you have a body, you are an athlete.”
→「身体があれば誰でもアスリート」
です。 ⇒本文はコチラにあります。
アスリート=スポーツマン
と捉えていた私には、考え方を変えさせられる言葉です。
ダンサーや舞台役者さんは、スポーツ選手というグループに属されないかもしれませんが、その1公演は、スポーツの1試合に匹敵する運動量だと思います。ほかにも、建設業や運送業などのお仕事もスポーツに負けないほどハードなものです。
そういったお仕事をされていない方であっても、営業で毎日外をたくさん歩いていたり、重たい荷物を運んだりする方も運動をしているといえます。
そう考えると、ボーマン氏の言葉の通り、「身体があれば誰でもアスリート」というのも納得できます。
これからはスポーツ選手としてのアスリートではなく、「身体があれば誰でもアスリート」という意味で施術・応対していきたいと考えております。