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東洋医学とは何か?

鍼灸治療や漢方薬治療を総称して「東洋医学」と呼んでいます。

鍼灸や漢方がどういうものか、というのは認知されつつありますが、東洋医学となると、どんなものなのか、あまりイメージがわかないかなと思います。

そこで今回は東洋医学について簡単に解説したいと思います。

東洋医学の考え方

東洋医学はもともと中国大陸で生まれた考え方です。
男と女、上と下、左と右、表と裏のように、物事を陰と陽の2つ分けて考えていました。それをさらに5つに分けた考え方である『陰陽五行』が基本に考えられています。

  • 陰陽=この世のすべてが大きく陰と陽に分けられる
  • 五行=自然界のすべては木・火・土・金・水の5要素から構成されている

人体に関してもすべて陰陽五行に当てはめています。
5つのうちの1つが多くなりすぎる、少なくなりすぎることで、5つの流れが乱れ、身体に不調をきたすと考えられています。

つまり、東洋医学では、5つの要素のうち、どの要素が多いのか、どの要素が少ないのかを脈、お腹、舌などを診て評価しています。

脈、お腹、舌などを診るのは本当に難しく、知識・技術が伝えにくいのです。また、西洋医学のように数字、データで示しにくいため、信ぴょう性に欠けるイメージを持たれている要因の1つだと思います。

経絡やツボについて

東洋医学、鍼灸と言えば「経絡」や「ツボ」が登場してきます。

「ツボを1点刺激すれば症状が治る」と思わている方もいらっしゃいますが、そんな都合のいいお話はありません。もちろん「特攻穴」と呼ばれる、「この症状にはこのツボが効く」というツボは確かにありますが、一瞬で症状がなくなるようなことは残念ながらありません。

先ほど出てきた陰陽五行の5つの性質を持ったツボが体中に存在しています。そして同じ性質を持つツボ同士を結んだものを経絡といい、そこを気が流れています。

主な経絡は14本あります。
「14本???」
と思われるかと思います。

五臓六腑という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
臓腑は、先ほど登場した陰陽の関係対になっています。これに五行の5要素が合わさっています。

「なら五臓五腑でしょ?」
となりますが、火には2つの性質があり、そのため六腑となっています。

ツボ、経絡の話では、六蔵六腑(これで12本)と、奇経として2本、これで合わせて14本となっています。

14本の経絡が、つながりや表裏の関係を持っていて、それらに外的要因が加わり、正常な流れが破綻して体調不良が起こります。これを鍼や灸、漢方を用いて正常に整えるのが東洋医学の主な考え方です。

当治療室では、TP(トリガーポイント)の理論を用いて施術を行っており、陰陽五行、経絡、ツボを使った施術は行っておりません。
TPでは、筋肉に対してアプローチをしています。鍼という東洋医学と、解剖学という西洋医学を融合させた鍼治療とでも言いましょうか。