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年齢に応じた運動が大切

お子さんに「運動をさせたい」と考えている親御さんも多いかと思います。
小さいときからガンガン無理をさせてケガさせてしまったり、運動が嫌いになってしまったりしては悲しいことです。

「スキャモンの発育曲線」というものがあります。
これを参考にして、運動指導を計画されると、より効果的なプログラムが提供できるので、ぜひ参考にしてみてください。

〇5~8歳 【プレゴールデンエイジ】
この時期は、主に神経系が発達。
遊びの中から「走る」「跳ぶ」「投げる」といった基本的な運動を行っていきましょう。体をコントロールするマット運動がオススメ。

〇9~12歳 【ゴールデンエイジ】
この時期、神経系が成人レベルに達する。
さまざまなスキルをすぐに体で覚えることができるので、専門競技の基礎的な動作習得に適した時期。

神経系の発達が著しくなるプレゴールデンエイジ、ゴールデンエイジの時期に、コーディネーショントレーニングが有効。
コーディネーションとは、調整する能力のことで、7つの能力に分類されています。

  1. 定位能力(空間認知能力)
    自分の体の位置を時間的、空間的に調節する能力。相手やモノとの距離感
  2. 変換能力
    方向転換など、状況に応じて動きを変える能力
  3. リズム
    リズムやタイミングをつかむ、相手のマネをする能力
  4. 反応能力
    予測できた、できなかった情報に対して素早く対応できる能力
  5. バランス能力
    体のバランスを保つ、崩れたバランスを取り戻す能力
  6. 連結能力
    体全体を必要な動きに合わせて動かす能力
  7. 識別能力(操作能力)
    ボールやラケットなどを視覚情報と連携して扱う能力

難しい言葉ではありますが、鬼ごっこやボール遊びの中に含まれる能力ばかりなので、遊びの中から養うことができる能力といえます。

〇13~16歳
12歳以降、身長や体重、臓器などの一般型、生殖器系型の発育が急激となります。急激な骨の発育に伴い、これまでできていた動きができにくくなり、さらに骨の発育に筋の柔軟性が追いつかず、成長痛が出現しやすくなります。精神的に不安定な時期でもあります。
呼吸循環器系の向上する時期なので、持久系のトレーニングがオススメ。

〇17~20歳
この時期は、生殖器系の発育が急激となり、男性ホルモンの分泌が盛んとなります。それに伴い、骨格筋の発達が著しくなるので、積極的な筋力トレーニング、パワー系のトレーニングがオススメ。

成長に合わせた運動、動作を処方することで、より効果的な練習、トレーニングをすることができます。
そして何より、体を動かすことが「楽しい」「生涯続けたい」と思えるような指導、配慮も大切です。