プロスポーツチームのアスレティックトレーナーとして働く①

プロスポーツチームのアスレティックトレーナーとして働きたい!

トレーナーという職業に就きたいと考えている人の中には、「プロチームでアスレティックトレーナーとして働きたい」という目標を掲げている人が多いかと思います。私もそうでした。

今、こうしてプロスポーツチームでアスレティックトレーナーとして働けていることは、本当にありがたいことです。

今回は、「どうやってプロスポーツチームで雇ってもらえたのか」についてお話しします。

一般的には、

  1. インターンとして現場で活動し、卒業後、そこで雇ってもらう
  2. 紹介(学校、知り合いのトレーナーなど)
  3. 求人募集に応募する

この3つが大きな入り口ではないでしょうか。
私は、大学卒業後、鍼灸マッサージの専門学校へ進学し、3年生の時に付帯授業としてAT専攻科へ進みました。そして鍼灸・マッサージの国家資格を取得して、鍼灸・整骨院へ就職し、トリガーポイント鍼治療を習得しながら、高校生のころからの目標である「プロスポーツチームのアスレティックトレーナー」を目指してきました。

その間、上記の3つの入り口を経由して、現在の仕事に就いています。
それぞれの特徴や結果をお話ししていきます。

①インターンから契約を勝ち取る
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)の受験資格を取得するには、現場実習という単位が必要です。
学生トレーナーとして現場実習をさせていただき、先方から「この子が必要」と認められ、契約に至るケースがございます。

②紹介
次に、学校の先生や、知り合いのトレーナー、なかには友達から紹介されたという話を聞きます。学校には、現場実習のお話も来るので、情報が集まりやすいのだと思います。

私も、専門学校を卒業する際に、
「トレーナーの募集があるけど、どうだ?」
という話がありました。
しかし、当時は鍼灸・整骨院に入ったばかりで、まだ納得のいくレベルに至っておらず、お断りしました。あの時の選択が正しかったのかどうか、正直わかりませんが、鍼の技術を習得できたのは非常に大きなことだったと思っています。
それから5~6年、スポーツの現場に就けず、悔やんだ時期もありましたが、今こうしてお仕事として携われているので、間違っていなかったと思っています。

紹介してもらえるネットワークを持っていたら、それを使わない手はありません。
しかし、それには大きな責任が伴います。
紹介してくれた方のメンツがあるので、顔に泥を塗るわけにはいきません。
「あいつダメじゃん」というレッテルを貼られてしまうと、次に紹介してもらえなくなりますし、その紹介者のもとに話が来なくなる可能性もあります。
また、紹介された以上、悪条件でも断りにくいといったものもあるかもしれません。それとこれと話は違うはずですが、そういう面もあると思います。

③求人募集
トレーナー関係のサイト、SNSを通じて、チームまたは仲介会社が求人広告を出していることがあるので、それに応募します。
ちなみに、ラグビー2チームは、求人広告を見て応募しました。
一方、バスケに関しては、履歴書を作成し、7~8チームくらいに送りました。一般的に契約期限の1か月前には更新か契約満了が通知され、その前後に新しい人を探すと言われているので、そのタイミングをはかって一斉投函しました。

私は、3チームから「面接をしないか」と、そして別の3チームから「現在は募集はしていない」とそれぞれ回答がありました。残りチームからは回答を頂けませんでした。幸い、1年目で契約に至りましたが、中には数年、こうした努力をして、仕事を勝ち取ったという話も聞きます。

まとめ


一言で言ってしまえば、「縁」「出会い」なのですが、それを生かすも殺すも自分次第です。
私は、治療畑に長くいたこともあり、コネクションもなかったので、いろいろ応募しまくり、運よく道が開けていきました。もしかしたら、紹介があれば、これほど回り道せずに済んだかもしれませんが、治療技術を身に付け、開業したり、いろんな現場へ行ったり、患者さんという人生の先輩方にアドバイスをもらったりすることができたのは、今の現場でも生きています。

今の自分のいる環境を最大限に生かし、そのうえで目標を達成するための方法、道を模索してみてはいかがでしょうか。