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「多動力」を読む

以前(ずいぶん前に)読んだ堀江貴文氏の「多動力」について、本の紹介と感想をまとめました

多動力=同時にこなす力

まずは、本書で使われている「多動力」という言葉について。
多動力とは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことです。

なぜ、異なることを同時にこなす力が問われるのか、
1つのことに集中した方がいいのではないのか、

と思われるかもしれませんが、
1つの仕事にとらわれていては、価値あるものは生み出せない
とあります。


一般企業や公務員の方は、規則があり、なかなかそういったことは難しいかもしれません。
しかし、自営業、フリーランスで働ている方、アスリートや芸能人の方にも、自分の専門分野以外にも精通している方がいます。特にアスリートには「引退」があります。引退してからの人生の方が長いはずです。そういった点を踏まえても、現役のうちから、もしくは学生のうちから考え、勉強することが大切だと思います。

時間は貴重

同時にこなす力を身に着けることと同時に、もう一つ、考えさせられることが書かれていました。

業界にもよると思いますが、
「石の上で3年我慢できたら次の仕事を教えてやる」
というように、下積み時代が長いものがあります。

たしかに、下積みをして、基礎から学ぶのも大切です。
鍼灸院であれば、挨拶、掃除、ベッドメイキング、接客、電話対応、予約の取り方など、施術技術以外の部分の力は学校で習うことはしません。こうした能力は、下積み期間に習得するものの1つです。

本書では、3年も我慢したら、
「貴重な時間が失われる」
とネガティブなものとされています。

確かに、3年間も患者さんに対して施術することができなければ、技術は向上しません。
実際、3年間、スタッフや友人を相手にみっちり練習し、「絶対に大丈夫だ」という状態までたどり着いたとしても、いざ患者さんを前にすると、その緊張感は計り知れず、「絶対に大丈夫だと思ったはずなのに」と大きな壁にぶつかるはずです。


時間は貴重です。
10代、20代のころまでは、「時間なんていくらでもある」ような感覚でしたが、30代を過ぎると、時間の重要性をひしひしと感じています。

3年という決まった期間を設けるのではなく、下積みをしながらどんどん施術を行っていくことが大切です。もちろん、必要最低限の知識・技術を持った状態での話です。
そのうえで、どんどん経験を積むことで、より早く成長することができると実感しています。



いずれの場合も、「時間は有限で、大切である」ということに集約されます。
その限られた時間の中で、より多くのことを成しえるにはどうするか?これが本当に難しいことです。

「複数のことを同時にこなす能力」

「より早く実践する」

をうまく利用することが、今後の生活に大切だと思いました。